実際に無期転換された方へ
インタビューを行いましたのでご紹介します。
- 株式会社クレディセゾン
- 千葉興業銀行
- 株式会社ダスキン
- 氏名:
- N.Uさん
- 年代:
- 30代
- 入社歴:
- 4年
- 雇用区分:
- メイト社員1年→正社員
「全員正社員にします」
ネット関連の事業部に配属され、WEBサイトのコンテンツ業務に携わっています。
当社に入社する前に働いていた会社では、前例として育児をしながら働いている社員がいませんでした。将来的には出産して、出産後も仕事を続けたいと考えていたので、結婚を機に転職を決めました。
自分の希望する働き方にマッチする会社を探す中で、当社でちょうどメイト社員の募集があり、「有期契約の社員区分ですが長く働いてほしい」ということを面接の時に言われたこともあり入社を決めました。
入社後しばらくして、全社員共通人事制度に伴う制度改定がなされることになり、正社員への転換について説明を受けました。
自分自身も対象となる制度で、当時はいくつか社員区分がある中で「全員を正社員化します」と聞いた時は「大きな改革ができる会社なんだな」と感じました。
私の場合、産前休暇に入る直前に制度改定の説明、育休中に社員区分の切り替えが全社一斉に行われましたが、育休中は職場の上司が電話などで親身に対応してくれましたし、正社員となった後も、これまでの業務内容を引き続き担当するという説明もされていたので、職場復帰に不安を抱くことはありませんでした。休職中でも配布された制度改定の説明冊子を読めば疑問は解消できましたし、手続きも郵送で契約手続きの書面を交わし、復帰したときには正社員というシンプルなものだったので不明点や手続きの負担感はなかったように覚えています。
自分のライフイベントに応じて周りの人も会社もしっかりとフォローしてくれる
周囲のメイト社員の間では、この制度改正をプラスに捉える人が多かったです。
正社員になることで時給制が月給制になるため、休日が多い月に収入が減るという不安は解消されましたし、以前はなかったボーナスも支給されるようになりました。また、各種制度や福利厚生などの制度が統一されたことも大きな要素でしたね。以前は育児休業の期間もメイト社員は1年半、正社員は子供が満3歳に達する年度の3月31日までと、社員区分によって違いがありました。以前の制度だと、産休に入る時は子供の成長を逆算して「4月のタイミングで子供が保育園に入れなかったらその年は見送って次の4月となると1年半を超えてしまうから、その時は仕事を辞めざるを得ないかも…。」と思っていたのですが、育児休業の取得期間が統一され、その心配はなくなりました。育休後復職できないかも、という不安を抱える必要がないことはとても大きいです。
入社1年後に産休に入りましたので、職場には「申し訳ないな」という気持ちはあったのですが、出産後に復職する人がたくさんいる会社なので、部署やチームの皆さんからは「復職を待っているよ!」と声をかけて頂き、うれしく思いました。自分のライフイベントに応じて周りの人も会社もしっかりとフォローしてくれる制度も環境もあったので心強かったです。
職場に対する信頼や安心感があるからこそ、
頑張って評価してもらおうという姿勢になれる
以前は任された範囲の仕事をやることが中心でしたが、正社員になってからは役割等級制度が適用され、メイト社員の時は対象ではなかった、目標管理制度の年6回(目標設定、中間、期末)のコミュニケーションシート面談が加わりました。
目標設定をすることで、業務に対して物足りなさを感じていたことに気付き、「もっとチャレンジしたい!」という向上心が湧いてきました。上司も先輩も、業務遂行や目標達成に関して、すごく気にかけてくれますし、『1on1ミーティング』という上司とのマンツーマンの定期面談も「いつでも話したい時に予定を入れてください」と言ってもらっています。職場に対する信頼や安心感があるからこそ、頑張って評価してもらおうという姿勢になれるのかな、と思います。
お互い様精神の雰囲気や仕事を通して成長する機会を共有する風土が
自然と職場に出来上がっている
以前は子供が通う保育園からお迎えの要請があるたびに、時間休や半休を使ったりして対応していましたが「定められた就業時間を満たさなきゃ!」とか「今期もなんとか乗り切らなきゃ!」という焦りがありました。
正社員になったことでフレックスタイム制の利用も可能となり、業務の締め切りや家庭都合に合わせメリハリをつけた働き方ができるようになりました。子供を理由とした就業時間の調整も一緒に働く人たちに申し訳なさは感じてしまうものですが、子育てをしながら働く方が多くいるので、自然と生まれたお互い様精神の雰囲気はとてもありがたいですね。
当社社員の多様な働き方は、社内外に公開されていますが、いろいろなケースがあって参考になりますし、会社が社員に対して制度活用に向けた働きかけをしてくれていると感じます。
業務に関連するスキル向上のための勉強の機会も提供されていて、私はウェブ解析士の資格を取りました。きっかけは上司からの勧めで、「業務に直結する幅広い知識が身につくのでぜひ受けてみてはどうですか」という自身の経験を踏まえた紹介でした。
柔軟に働きやすいお互い様精神の雰囲気や仕事を通して成長する機会を共有する風土が自然と職場に出来上がっていることが、この会社の魅力のひとつだと思います。また、同じような環境で子育てしながら働く様々な年代の方がいるので、自分のライフステージに応じたキャリアプランを描いていくうえで参考になります。
仕事が充実しているとプライベートも充実する
メイト社員の時と比べて、「会社の全体業務」の中の「自分の仕事の役割や意味」をイメージできるようになれたと思います。いまの担当では、コンテンツの制作から掲載まで一貫して携わっており、もっとスキルを高めて視野を広げていくことにやりがいを感じています。お手本になる方はたくさんいますが、特に私の上司は「自分よりももっと大変な仕事をしているのに家庭と両立しているのはやっぱりすごいなぁ」と思います。
私が復帰した後に産休に入る人もたくさんいるので相談を受けることもあります。自分の経験則が他の人の役に立つのは嬉しいですし、そうした部分でも他の人にも頼ってもらえたらな、と。
制度改定により、以前より働き方の選択肢が増えて、柔軟な働き方ができるようになりました。それにより心に余裕ができて、仕事と家庭においても、いい結果につながっていると思います。仕事が充実しているとプライベートも充実するといったように、どっちもプラスに作用するんだと思えるようになりました。
所在地 | 東京都豊島区 |
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業種 | 金融業・保険業 |
雇用区分別従業員数 | 正社員:3,640名 嘱託社員:27名 メイト社員:14名 シニア雇用:29名 (2019年3月末) |
(制度概要)2017年9月に全社員共通人事制度により、全社員を正社員に転換し、正社員の雇用区分の中で役割に応じた等級を定める人事制度を導入。年齢やキャリア、入社経路などに関係なく、意欲があり活躍する社員が、早期に難易度・期待度の高い役割につくことが可能である。
- 氏名:
- C.Iさん
- 年代:
- 50代
- 入社歴:
- 10年
- 雇用区分:
- ショートスタッフ→アソシエイト行員(パートタイマー→限定正社員)
家庭の中だけではなく、家庭の外でもやりがいを持てる環境にいたい。
千葉興業銀行に入行して10年間、正行員として働いた後、出産を機に育児に専念するため退職しました。子供が10歳になるまでの間は育児に向き合っていましたが、子育てが落ち着いてきましたので、レギュラースタッフ(パートタイマー)の扶養の範囲内で働けるショートスタッフとして再び当行に戻ってきました。10年の間に、業務内容や使用するシステムが変わっていたことで苦労はありましたが、新たな気持ちで業務にあたることができました。子育てが落ち着くにつれて、「家庭の中だけではなく、家庭の外でもやりがいを持てる環境にいたい。もっと自分で頑張ってみたい。」という気持ちが強くなっていきました。
その当時から、老後は子供に頼りたくない、という想いもあり、自分が将来貰う年金プランについても考えていました(笑)
「やるからには頑張りたい」
ショートスタッフとして当行に戻ってきてからは、週3日程度のペースで働いていましたが、働ける時間が増えてきましたので5年経過した頃にフルタイムで働くロングスタッフへ転換しました。
さらに、「やるからにはもっと頑張りたい」という想いで、パートタイマーのリーダー格となるリーダースタッフを目標に定めました。リーダースタッフへのステップアップの要件は「実務の業務習得レベル」や「年に1回の人事評価」などでした。日々の努力の積み重ねがステップアップに直結するため、明確な目標と向上心を持って働くことができました。その結果、ロングスタッフとして3年ほど経過したころに要件をクリアして、リーダースタッフとして働くことになりました。
自分が該当するのだろうか
私がリーダースタッフとして働いている2017年に「アソシエイト行員(限定正社員)制度」ができました。当初は制度そのものがどのようなものかわからなかったため直ぐにはエントリーしませんでした。ただ、別の支店にいる知人が制度を利用してアソシエイト行員へ転換したらしい、ということは聞いていたので興味はありました。そういったときに半年に1回の人事部との面談で、「アソシエイト行員に興味はありませんか?」とご紹介をいただきました。
お話しを伺うと、これまでとは異なり月給制の無期雇用契約となり、営業店の業務に従事し、支店の「課長代理職」まで目指せる、自身のキャリアを更にステップアップさせることができる制度だということがわかりました。また、「何が要件なのか?」「必須の資格があるのか?」「自分は該当するのだろうか?」という疑問も人事部との面談の中で払拭することができ、挑戦してみたいという気持ちになっていきました。いずれにしても、課長代理職を目指すということで業務レベルが上がるため不安はありましたが、直属の上司や家族に相談したところ、「挑戦してみてはどうか」と後押ししてくれました。人事部からも「わからないことがあれば何でも聞いてほしい」という言葉をもらえたため、決心することができました。
やりがいを持って働けていると実感
職場で働くスタッフや上司、人事の方からのバックアップもあり、安心してチャレンジすることができました。
転換にあたっては、「志望動機」や「業務経験」などを記載した申請書を提出し、人事部との面接を受けるというものでした。慣れない面接に緊張はありましたが、「志望動機」や「今後どのように頑張っていきたいか」といった自分の想いを伝えました。人事の方からも「会社としてアソシエイト行員制度を作った理由や背景」、「求める人物像」などの想いを聞くことができ、会社は自分たち従業員に対してどのような想いを持ってくれているのか、ということを改めて認識することができました。
面接に合格し、晴れて2018年4月よりアソシエイト行員に転換しました。自分の努力が認めてもらえたことがとても嬉しかったです。転換した最初の3か月間は、課長代理のサポートという立場で業務を学ばせていただきました。もともとリーダースタッフとして責任ある立場を任せていただいていたこともあり、比較的スムーズに働くことができましたが…やはり課長代理になってからはプレッシャーに感じることがたびたびありました。しかし、周りからのフォローや相談できる体制もあり、やりがいを持って働くことができていることを実感しています。
自分自身が過去にスタッフを経験したことが強み
今後は別の支店への異動があると思うので、今の職場と同じように働きやすい環境づくりを頑張っていきたいです。正行員として働いた後、スタッフ(パート)として復帰したにもかかわらず、また行員として迎え入れてくれることを嬉しく思うとともに、会社として私たちをやる気にさせてくれる仕組みがあることは「会社が自分たちのことを気にかけてくれている」と感じます。
アソシエイト行員は、制度開始以前は正行員のみが担当していた範囲の業務を行います。責任もあり、レベルの高い業務知識や能力が必要とされるものですが、円滑な業務運営が最大の目的であり、私はスタッフのまとめ役として、会社の中で必要とされる存在になりたいという想いが一番大きいです。
また、自分自身の強みは過去にスタッフを経験してきたことなので、スタッフの気持ちもよくわかることで職場のスタッフから、業務の質問や職場の人間関係について相談を受けることが多く、中には、他の支店で働くアソシエイト行員への転換を目指すスタッフからも相談を受けることが多くなってきました。
課を運営する立場として、みんなが働きやすく、相談もしやすい環境づくりができるように取り組むとともに、これからは自分が周りのスタッフを後押しできるような存在になることを目標にしています。
また、家族も私の仕事への向き合い方を理解し、応援してくれているため、家事についても協力的でとても助かっています。今では娘も就職し、私と同じく社会人。親子として、同じ女性として、これからも一緒に頑張っていきたいと考えています。
所在地 | 千葉県千葉市 |
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業種 | 金融業 |
雇用区分別従業員数 | 正行員(正社員):1,410 名 アソシエイト行員(限定正社員):11 名 リーダースタッフ(有期契約社員):92 名 レギュラースタッフ(有期契約社員):759 名 嘱託行員:31 名 (2018年9月30日現在) |
(制度概要) 2017年に「アソシエイト行員転換制度」を導入し、選抜されたレギュラースタッフ・リーダースタッフを、職責・職域を限定して無期労働契約であるアソシエイト行員に転換。また、「無期転換制度」についても、2017年10月に就業規則、労働契約書の整備を実施。
- 氏名:
- M.Hさん
- 年代:
- 30代
- 入社歴:
- 6年
- 雇用区分:
- 派遣社員5年→契約社員4年→正社員(エリア専任)
働くからには目標をもって働いていきたい。
最初は派遣会社の社員として今の職場に派遣されました。会社には派遣社員が多く、職場の雰囲気も正社員と分け隔てなく居心地がよいと感じていました。また、気兼ねなく相談できる上司や仲間にも恵まれました。
派遣社員として5年勤務した後、契約社員としてダスキンに入社しました。
業務は正社員のサポート中心の内容で、「この会社でずっと働いていきたい」「働くからには目標をもって働いていきたい。」さらには「部署やチームの掲げる目標や達成率にもっと関わりたい」という想いで日々働いていました。
契約社員であっても自分なりに目標を作ることはできたものの、仕事の裁量は少なく、正社員になれば達成率などに関わる数字を任せてもらえるため、やりがいも大きいのではないか、と意欲的に業務に取り組んでいました。
その反面、焦りや不安も感じていました。「今後、年齢を重ねるにつれて違う職場、新しい環境と仕事に慣れることは難しくなるだろう」、「何歳までこの会社で働けるのだろうか」…。
ただ当時の正社員登用制度の要件は、「契約社員としての就業を3年以上」、「全国転勤の営業職」、「筆記及び面接試験の合格」が必要。デスクワークしか経験がなかったため、現場や営業職という働き方に、また、試験の難易度に不安を感じていました。家庭の事情から、関東圏から離れることは避けたいという想いもありました。上司からも正社員への転換の話はもらっていましたが、これらの理由から、正社員へのチャレンジは踏みとどまっていました。
会社は自分たち契約社員を必要な人財と捉え、私たちの想いに応えようとしてくれている
今の職場で、契約社員として働き始めてから3年ほど経った2016年頃に、新しい正社員登用制度として事業グループをまたがる人事異動なし、転勤なしという「エリア専任職」が新設されたことについて周知がありました。この制度は契約社員として働く同僚との間で話題になったものの、「果たして自分に関係があるものなのか」というのが最初の印象だったことを覚えています。
その後、対象者に向けた制度に関する説明会の中で「頑張っている人達に長く勤めてもらいたい。せっかく頑張っても評価してもらえない、賃金の面でも考慮してもらえないというギャップを埋めるために正社員として登用する新制度である。」ということが伝えられました。「会社は自分たち契約社員を必要な人財と捉え、私たちの想いに応えようとしてくれている」と改めて感じました。
一方で、制度が導入されたばかりで前例がない分、業務内容の変更、未経験部署への異動の可能性、研修などによる時間的な制約のほか、営業的な業務にも携わっていかなければいけないといった要素を含め、現場に出て全く知らない商品を扱うことに対して不安もありました。
同じ会社にずっといるのであれば少しでも前に進みたい
以前から上司は、親身に相談に乗ってくれる話しやすい関係にありました。転勤や仕事量が増えすぎることの懸念や、自分が今後希望する働き方について相談した上で、「エリア専任職はあなたの希望する働き方に近い制度だと思うから是非チャレンジしてみたらいい」と薦めてもらい、会社からも制度についてきちんと説明を行ってもらえたことで、安心感をもって挑戦することができたように思います。
友人からも応援の言葉をかけてもらったことで、「同じ会社にずっといるのであれば少しでも前に進みたい」と思えるようになり、前向きに考えることができました。
目標に向かって自分も一緒に取り組みたいという想い
エントリーシートの提出と登用試験にあたる筆記及び面接試験に合格。さらに、エリア専任職への転換を機に「せっかくならもっと上を目指したほうがいい」、という上司からの応援もあり、正社員転換と同時に所属部署を変更することになりました。これまでのデスク業務に加えて、フランチャイズ加盟店のサポートも担うようになりました。
当初は、仕事の範囲や責任が著しく増えるのではないか、と不安に思う部分は拭えなかったというのが正直なところです。しかし、これまで触れることのなかった商品について改めて勉強する機会ができたことや、以前より希望していた達成率などへの貢献に関われるポジションになったことでより一層やりがいを感じていました。
契約社員として働いていた当時の仕事も好きでしたが、長く働く中で物足りなさを感じるようになっていたのかもしれません。
業務における営業的な要素が強くなる分、対外的な関わりを持つ機会が増えるため、商品について改めて勉強しました。以前は社内のことしか考えられていなかったかもしれませんが、関わるフランチャイズ加盟店ごとの特性を考えて仕事ができるようになりました。もちろん大変なこともありますが、難しい仕事にはやりがいを感じられますし、今のモチベーションに繋がっています。加盟店から「あなたがいるからこの商品を買うんだよ」と言ってもらえた時には喜びと達成感を味わったと同時に、モチベーションアップにも繋がりました。業務の不明点や悩みについてもサポートしてもらえる環境だったため非常に心強かったです。
自分が手本にしてもらえるようになれたら
実は最近、結婚したばかり。これまでは自分ひとりだけでしたが、仕事も家庭もしっかりバランスを取らないといけないというのが課題です。会社は出産育児の制度などが整っていますし、職場もバックアップしてくれることから、これからライフステージが変化していくうえでとても頼もしく感じています。
周りにも結婚後も引き続き働いている先輩がいるため、手本にしながら、また自分が手本にしてもらえるようになれたらいいな、と考えています。
今後は、当時自分がエリア専任職に転換するときに感じていた不安を抱えている人たちに対して、「自分も頑張ってみよう」と思ってもらえる存在になりたいと思っています。
今はわからないことを周りの人に聞く立場ですが、いつか自分が誰かに教えてあげられる存在、「いないと困る。」と言ってもらえるような存在になることが目標です。
所在地 | 大阪府吹田市 |
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業種 | サービス業 |
雇用区分別従業員数 | 正社員:約 1,700 人 限定社員:約 200 人 定時社員:約 750 人 アルバイト:約 2,500 人 (2018 年 3 月 31 日現在) |
(制度概要)限定社員および定時社員が3年超で勤務した場合、一律、無期に転換する制度を2006年に導入。また、限定社員や定時社員の正社員化を推進するため、2016年度から正社員の雇用区分に新たに「エリア専任職」を設け、限定社員や定時社員の正社員転換の道を設けた。